COLUMNコラム
まじめ
WEB持ち企業さん、WEBなし企業さん
WEB持ち企業さんとWEBなし企業さんのお話です。
こんにちわ。
営業部の宗像です。
今回は、ちょいと、とある物語を話したいと思います。
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むかーしむかーし、あるところに「こけし職人」がふたりおりました。
その「こけし職人」はむかしからライバル関係。
お互いに技術を磨き上げ切磋琢磨で成長をしていき、それはそれは素晴らしいこけしをふたりとも拵えておりました。そのこけしはどちらも甲乙付けがたい日本一の出来栄えです。
しかしながら、ちっとも売れません。
「なぜだろう。あいつのこけしならともかく、俺のこけしは売れるはずなのに・・」
この物語は名前を設定してないので、どちらの職人が言ったかわかりませんが、売れないことに疑問を持ち始めていました。その疑問を持った職人が閃きます。
「そうだ!折込チラシをやろう!」
一目散に、代理店を呼び、デザインの打合せをし、何度か修正を入れ、無事に校了からの入稿を終えました。そして折込日。店を開けると・・・折込の約0.03%ぐらいの集客は見込めました。
でも、すぐにお客様は離れていきました。原因は、お店にこけし1種類しかないからだと思います。また、職人は折込の使い方・エリア設定が間違っているのかもしれません。その村の市場の規模が小さかったのです。それでも職人は、お客様を離さないために折込チラシを続けました。
一方、もう一人の職人は、宣伝活動よりも「youtuberになりたい」と、今やこけしよりもyoutubeの広告収入で生計を立てようと考え始めてました。
「こけししゃちょー」という名前でyoutuberとなりました。
「こけダンス」「こけ太郎のPPKP」「こけし職人withB」とか時代の並に必死で乗ろうと色々な企画をしました。しかし、あまり視聴回数があがりません。
「そんなに甘くないか・・・。ネットビジネスでもやろうかな。」
その職人は、ECサイトを代理店と話して作りました。
因みに、代理店の話によると、商品が一つしかないので、安価に出来たといいます。
すると数日後。とあるインフルエンサー(ジャスティン・◯ーバー的な人)がyoutuber「こけししゃちょー」の「こけダンス」を見て、Twitterに「久々にクレージーなダンスを見た」「こいつのKO☆KE☆SHIは最高にアメージングだ」とつぶやきました。
もう御存知の通り、KO☆KE☆SHIフィーバーです。
海外からの発注、発注で、5年先までの予定が埋まりました。
同様のこけし屋さんもフィーバーです。
しかし、折込に拘っていたこけし職人だけが、ブームの恩恵を受けることは出来ませんでした。
WEBサイトを持っていなかったため、海外のマーケットに対応出来なかったのです。
未だに、広告に対して一辺倒な戦略でずーっと同じ媒体を使っているそうな。
おしまい
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如何だったでしょうか?
折込チラシは効果がないという結論ではございません。
折込はマーケットやターゲット、タイミングをちゃんと測れば、最大限の効果を生む媒体の一つです。
しかしながら、WEBは以下のチャンスがある媒体です。
・行動の起点となる情報源
・チャンスが来たとき瞬時に反応出来る24時間勤務の営業マン
・マーケットの幅を広げる
・瞬発的な力がある などなど
しかも、WEBサイトといっても、自社ホームページ、Facebook、youtube様々です。
まずは、WEBサイトを作りましょう!
(持っている方でも充実させましょう!)
営業企画部 宗像