COLUMNコラム
まじめ
がんばれアスクル。きっと明日は来る。
アスクルの地球と会社を持続させるストーリー。
2回目のコラムとなります。
どうも曽我です。
今回は、先日の物流倉庫火災で大変なことになっている
アスクルさんの応援コラムとします。
マジック、ファイル、ガムテープなどなど
恐らく、当社のほとんどの備品はアスクルさんのものです。
そんないつも大変お世話になっているアスクルさん。
コピー用紙の販売量でも国内トップクラス。
今日はそんなアスクルさんが密かに行なっている
コピー用紙にまつわる素敵なストーリーをご紹介します。
(前回もストーリーブランディングのお話をしたのでその続きで)
会社と地球のためのサスティナブルプロジェクト「1box for 2trees」
当社でも使っているアスクル主力商品の
インドネシア産コピー用紙(A4:5000枚)は1箱作るのに、
アカシアやユーカリの植林木が約1本必要なのだそうです。
つまり、ポチッと1箱購入すると、
インドネシアの木が1本なくなるということ。
インドネシア、南米などでは急激なスピードで森林伐採が進み
それにともなう環境破壊が問題となっています。
その森林伐採の一因は言わずもがな、紙の原材料。
しかも、それを消費するのは日本を含む先進国。
アスクルさんはその現状を知って、ひとつのプロジェクトを始動します。
「1box for 2trees」
コピー用紙1箱に対して原材料として2本の植林を確認していこうというもの。
この活動は、もちろん環境破壊の抑止もありますが、
なにより植林をすることでコピー用紙の原材料を確保し、
商品を安定的に私たちに届けるという
事業の持続可能性(サスティナビリティ)を考えているのです。
また、苗木を植樹するところから把握しているので
原材料の出所が明確となり、トレーサビリティが向上し、
アスクルが掲げる品質も担保することができます。
そして、私たち消費者は安心して購入できるというわけです。
ちなみに2010年から初めて、スタートから5年でようやく初収穫を迎えたそうです。
恐らく、みなさんが今使っているアスクルのコピー用紙は
このプロジェクトによって育ったユーカリが原材料となっているはず。
紙一枚になんとなく愛着が湧いてきますよね。
共感される企業ストーリーとは?
とりわけ、この仕事をしていると企業の社会的貢献活動(CSR)を
その企業の特長(ウリ)として、なにかの利益に繋げようと考えがちです。
でも、そんな表面的な表現やストーリーは消費者に見透かされてしまいます。
”木を植えてるから良い企業ですねー”。とはならない時代なのです。
共感される企業ストーリーの要件は
① 企業の強みを象徴している
② 企業の戦略方針に合致している
③ 思わず人に話したくなる
と言われています。
ちなみに、アスクルさんの企業ミッションは
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いつでも、どこでも、誰にでも。
欲しいものを欲しいときにお届けする革新的生活インフラを
最もエコロジーなかたちで実現する。
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まさに「1box for 2trees」というプロジェクト は、
企業の戦略方針に基づいた取り組みだと言えます。
アスクルさんはこんなことも・・
エコ意識を啓蒙するためにサイト上でエコ呼びかけポスターを無料で配布しています。
最後に・・・
このコラムを書いている時点では、火災は鎮火し配送も一部地域を除いては通常配送されています。
当社の総務に聞いても「普通に注文できるよ」と言っておりました。
いつでも、どこでも、誰にでも。
欲しいものを欲しいときに届けてくれるアスクルさん。
既に、明日は来てますね。
さすがです。